安倍晋三首相の所信表明演説について、自民党の二階俊博幹事長は17日、記者団に「立派な演説だった。(これまでの政権の)成績、功績をもっとアピールしても良かったのだろうが、あえて抑え気味に淡々と話していた」と述べた。公明党の山口那津男代表は、党が主張する私立高校授業料の実質無償化に関し「自公の政権合意での確認を首相の立場で本会議でおっしゃった」と評価した。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は、首相が「革命」という表現を多用したことに触れ「自民党は保守政党だと名乗っていたが、いつからか革命政党になったようだ」と皮肉った。

 希望の党の玉木雄一郎代表も「従来の自民党が持っていた落ち着いた保守政治の王道というか、『保守本流』という感じがしない」と苦言を呈した。

 民進党の大塚耕平代表は「国難ともいえる課題に直面する首相の演説が15分足らずで内容も極めて薄い」とし、日本維新の会の片山虎之助共同代表は「北朝鮮問題で具体的に何をするのかがなかった」と述べた。

 共産党の志位和夫委員長は、森友学園や加計学園の問題を念頭に「首相は丁寧に説明すると言いながら『も』の字も『か』の字もなかった」と指摘した。